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2. DHCP プロトコル

DHCP とは Dynamic Host Configuration Protocol のことです。 これはホスト (動作中のクライアント) に与えられる ネットワークのパラメータを、サーバを利用して動的に制御するために 用いられます。 DHCP は BOOTP に対して過去互換 (backward compatible) です。 より詳しい情報は RFC 2131 (以前は RFC 1531 でした) などを 見てください (この文書の最後にあるインターネットリソースの 章も見てください)。 DHCP FAQ も参考になるでしょう。

この mini-HOWTO は DHCP 「サーバ」デーモンと DHCP 「クライアント」 デーモンの両方を扱います。多くの人が必要としているのはクライアント デーモンでしょう。これはワークステーションがリモートサーバから ネットワークの情報を取得するために用いられます。サーバデーモンは システム管理者がネットワークの情報をクライアントに配布するために 用いられます。ですから、普通のユーザが必要としているのは 「クライアント」デーモンのはずです。


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