OK、ここまで来れば実行するのはいたって簡単です。以下の文章で LOCAL と REMOTEをそれぞれローカルワークステーションとリモートシステムの名前に 置き換えて話しをすすめます(混同しないように!)。
LOCAL側:
xhost +REMOTE
と入力して下さい。
もしxauth
を使っているならもう少し作業する必要があります
(詳しくはxauth(1) manページを見て下さい)。
もしリモートXアクセスのパーミッション設定についてよくわからない場合は
Remote X Apps Mini-HOWTOを参照しましょう。REMOTE側:
lbxproxy
をスタートさせて、以下のようにLOCAL X サーバへ
フォワードさせるようにします。
$ lbxproxy -display LOCAL:0 :1 &
これはlbxproxy
に、REMOTEシステムの:1
ディスプレイを使うように
指示しています。もし>1ディスプレイをすでに使っているなら:2
など別のディスプレイを指定します。
lbxproxy
が与えている
ディスプレイに設定します(訳注:bash系はこちら)。
$ DISPLAY=:1
$ export DISPLAY
あるいはcsh(やcshクローン)なら
% setenv DISPLAY :1
とします。xauth
を使っている場合は、ローカルにcookieが使えるかどうか確認する
必要があります。詳しくは
Remote X Apps Mini-HOWTOを参照。
こうして:1
ディスプレイに表示される全てのXアプリケーションはLBXを
使うようになります。もちろんLOCAL:0
としてXアプリケーションを使うことも
できますし併用して使うこともできます。