以下の表は、私がかつての勤務先で中規模の多目的サーバを セットアップしたときのものです。 通常の Linux マシンとしての機能に加え、ネットワーク関係のサーバ (DNS、 mail、 ftp、 news、プリントサーバ など) としても働いています。 またいろいろな CAD プログラム用の X サーバや CD-ROM ライタなど、 様々な用途に使っています。 3 台の SCSI ドライブがついていて、容量はそれぞれ 600、1000、1300 MB です。
/usr/local
を /usr
から独立させれば
より速度が向上するとは思いますが、
これ以上のシステムの複雑化には見合わないと判断しました。
ドライブが追加されれば考える価値が高まるかもしれません。
sda は古くて遅いドライブで、せいぜい IDE 程度の性能しかありません。
他の 2 台はもっと高速です。
基本的に後者の 2 台に負荷を分割してかけるようにしています。
パーティション容量の偏りが生じないように、
/usr/bin
と
/usr/local/bin
はひとつのドライブに、そして /usr/lib
と /usr/local/lib
をもうひとつのドライブに配置しました。
これによってドライブ利用の並列化もある程度達成できました。
RAID を使えばさらにパフォーマンスは向上するでしょうが、 現在利用できる md パッチはサーバに用いるにはまだ信頼性に欠けると判断しました。 本物の RAID コントローラには手が届きませんでした。