leafnode は、本物の NNTP サーバーとして動作します。つまり、別のコンピュー タから leafnode を利用することができます (インターネットや LAN などを 経由して)。あるニュースグループを購読しようとすると、ニュースリーダー は leafnode にそのニュースグループに関する情報を送るように依頼します。 そのニュースグループの記事が存在しなければ、leafnode は /var/spool/news/interesting.groups/ にそのニュースグループと同じ名前の 空のファイルを作ります。fetch が次に実行された時、そのニュースグループ の記事を取り寄せます。ある期間[訳注: 標準では1週間]、購読されなかった ニュースグループがあると、そのニュースグループの記事の取得を中止し、 /var/spool/news/interesting.groups/ からそのグループを表すファイルを削 除します。もしも、間違って記事の多いグループを購読してしまった場合は、 そのグループを表すファイルを手動で削除すれば、そのグループの記事を取り 寄せないようにすることが出来ます。
1週間では短すぎるでしょうか? 3週間の休暇から帰ってきてもネットニュース を読み続けたい場合にはどうすれば良いでしょうか? 不運なことに、leafnode には、その期間を変更するためのオプションは用意されていません。しかし、 leafnode.h を編集してコンパイルし直すことによってこの期間を変更するこ とができます。TIMEOUT_LONG 定数と TIMEOUT_SHORT 定数に、設定したい期間 の秒数を設定してください。cron を使うと、もっと簡単に解決することもで きます。
touch /var/spool/news/interesting.groups/*
を毎晩実行するようにします。
[訳注: ただし、このように cron を使うと、ニュースグループの購読を中止 するためには、そのグループを表すファイルを手動で削除する必要があります。]
購読可能な全てのニュースグループを知りたい場合は、 /usr/lib/leafnode/groupinfo を参照してください。このファイルには、ニュー スグループについての短い説明も含まれています。
転送可能なニュースグループのリストを作り直したい場合は、 /var/spool/news/active.read を削除してください(例えば、新しく作成され たグループを購読したい場合など)。fetch を次に実行した時に、このファイ ルを生成し、リストを作り直します。しかし、fetch は時々リストを作り直し ていますから、手動でこれを行う必要はないはずです。