Initは他のシステムプロセス全ての親プロセスです。他のプロセスは initプロセスの環境を継承して、パスはinitパスです(稀なケースでは その他のパスがセットされていない)。
「init path」はinitプログラムのソースに用意されています:
/usr/local/sbin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
initパスには/usr/local/bin
は含まれていないことに注目して下さい。
/etc/inittab
から開始するプログラムは全てinit環境、特に
/etc/init.d
(Debian 1.3)のシステム初期化スクリプトで動作します。
システム初期化スクリプトから開始するものは全てデフォルト環境として init環境を持っています。例えばsyslogd, kerneld, pppd(startupから始まった時)、 gpm、そして重要なlpd、inetdはinit環境を持っていて、その環境を変更することは しません。
プログラムのグループはstartupスクリプトから開始されPATH環境変数は startupスクリプトに明示的にセットされています。 例:atd, sendmail, apache、squid。
ブートスクリプトから開始するけれどパスを完全に変更する他のプログラムが あります。そのような例はcronです。