ここには、ユーザーから私のところに送られてきた tips を集めました。 この先あなたがつまずくような事があれば、ここに書いていることが何らかの 助けになるでしょう。また、もしあなたが netatalk の設定に関しての、 もつれた謎を解く鍵を見つけたら、あなたが見つけたことを詳しく私に 教えてください 。こちらに公開しようと思います。
- atalkd を起動中に
socket: Invalid argument
という メッセージが表示された場合には、多分カーネルが appletalk 対応では ないのです。カーネルに appletalk support を追加して、再起動して ください。
- Applevolumes.* への変更が正しく反映されない場合や、rc.atalk スクリプトが "nbprgstr" で失敗するときには、Netatalk ソース の Makefile の中に記述されているパスを確認して、再コンパイル してください。再コンパイルの時には、
make install
の前に/usr/local/atalk/etc
と/usr/local/atalk/bin
の中の実行ファイルを バックアップしておいてください。そうしないと、 バイナリファイルが正しく導入されません。
- chrIS writes:
netatalk を P100/Linux 1.3.18 で走らせたときに、コンパイル時に ちょっとした問題がありました。が、簡単に直せたので、お知らせします。 いくつかのファイルの中で、#include <sys/uio.h>
を<linux/uio.h>
に、書き換えました。sys/uio.h の iovec 構造体は古くさいため取り除いて、/linux/uio.h を 使用した方がいいと、/linux/uio.h に書いてあります。そこで、sys/uio.h をはずしたのですが、動きませんでした。そこで、エラーを引き起こす
#define
を取り除きました。取り除いたのは以下のファイルからです:
/bin/pap/pap.c /bin/pap/papstatus.c /etc/afpd/desktop.c /etc/papd/session.c /libatalk/asp_write.c
それ以降、コンパイルはうまく行っているようです。warning の類は 現れますが、上の作業には無関係のもののようです。
- Frank Beatrous が 構造体について議論しています。
二つのソースファイル (etc/afpd/unix.c
a ndetc/afpd/enumerate.c
) が異なる構造体を使用しています。フィールド名の異なっているもの のうち一つが、私のヘッダーファイルとの間に矛盾を生じました。 修正するためには、上の二つのファイルの中のすべての d_namelen を d_reclen に変更します。私のシステムのヘッダーファイルは、"slackware 96"から 持ってきたものです。
- A.B. Gaskin writes:
(Re: netatalk が起動しません) 多分、入手した Ether card がおかしいんじゃないかと思います。 このカードを 2.0 カーネルで使用するには、"promisc" モードにしないと だめです。たとえば、"ifconfig eth0(my case) promisc" というふうにです。 このカードでいろいろと試してみましたが、 なぜこれで動くのか正直言ってわかりません。 このカードは DEC の EtherWORKS 3 Turbo (204) という 古いモデルの 10base-T 仕様です。上の結果は、カーネルやドライバーを diff で探っているうちに見つけたものです。試したら動きました。
- Linux-netatalk listservより、Excerpt:
> > だれか netatalk を Slip (or PPP) 接続でうまく動かした方は > > いらっしゃいますか?? > PPP じゃないとだめです。 SLIP は IP しか扱いません。 ただ、 > これに関して簡単に Linux とやり取りする方法は知りません。 AppleTalk over TCP/IP を使えば Slip でも大丈夫ですよ。Mac 上 にIP Remote A/T を、Linux 上に ARNS を用意してください。これ がそろっていれば、あなたがSLIP/PPP/Ethernet/TokenRing/Carrier pigeons その他どんな TCP/IP を Mac/Linux 間に使っていても AppleTalk を動かせます。ソフトは ftp://ftp.doc.ic.ac.uk/extra/computing/systems/mac/multigate/arns_ppp/ にあります。
- 同じく list から :
既定値の 5 人以上が netatalk サーバーに接続するときには、 afpd を -c オプション付きで rc.script から呼んでください。例:
/usr/local/etc/atalk/etc/afpd -u -c 30
最大 30 に同時接続を制限しています。が、こんな設定で 満足できる速度を出すには、かなりな RAM が必要です。
- Unix の隠しファイル ( "." で名前が始まる )は、Mac では無効です。 また、Unix のファイル名は 31 文字で丸められます。
- AppleVolumes というファイルをユーザーのホームディレクトリに 置くこともできます (
/home/user
) 。そうすると、ユーザーの Mac から このファイルを自由に編集できるというメリットがあります。 書式は AppleVolumes.system と同じです。ユーザーが ホームディレクトリをこのファイルのエントリー から消してしまったら、当然このファイルをMacから編集できなく なります。
- ひょっとしたら README をよく読んでいないだけかもしれませんが、 netatalk と、plp に関して、なにも見つけられませんでした。この組み 合わせを使うと、印刷ジョブはスプールされますが、サーバーが起動してい ないので印刷はされません。これは、netatalk が AF_UNIX-socket を 使用してサーバーを起動しようとしているのに対して、plp は、AF_INET-socket を listen しているだけだからです。これを解決するには、単に lp.c にあるすべての conn_unix を conn_inet で置き換えてください 。 (Kurt Harders)
- Igor Falcomata' は シェルに触らせずに利用者に netatalk を使わせる方法を述べています。 方法は以下の通りです。
/bin/false
のようなダミーの シェルを/etc/shells
に追加します。そして、 netatalk 利用者のシェルを/etc/passowrd
でダミーシェルにしてしまいます。
- Mike Zbory がカーネル 2.0.25 と RedHat 4.0について述べています。:
コンパイルは問題無かったのですが、 なぜか 2.0.25linux/include/asm..
へのリンクinclude/asm
がはられていませんでした。 RH 4.0 からインストールすると asm-i386 からlinux/include/asm
へのソフトリンクが はられないようです。このリンクをはると、 問題は解消しました。
このページは 堀江誠一 が、翻訳しました。