各種の新機能

以下の新機能は分類不可能です。

PowerTools に移行されたパッケージ --

以下のパッケージは PowerTools に移行されました。

  • dosemu DOS エミュレータ

  • fvwm ウィンドウマネージャのバージョン 1

  • ムービービューアの aKtionxanim

  • mxp フラクタルジェネレータ

  • xwpick ウィンドウグラバ

  • xearth アイキャンディアプリケーション

termcap エントリと terminfo エントリに対する変更 --

termcap エントリと terminfo エントリは、以下のキーのアクションがより一貫した方法で実行されるように変更されました。

  • Backspace

  • Delete

  • Home

  • End

変更するには、.inputrc ファイルを編集します。

DocBook のサポート --

Red Hat Linux 6.2J は、DocBook DTD を使用するために作成された SGML ドキュメントの編集と処理をサポートしています。

新しいドキュメンテーション CD-ROM --

Red Hat Linux 6.2J のボックスセットにドキュメンテーション CD-ROM が含まれるようになりました。CD-ROM の用途は 2 種類あります。

  • RPM-パッケージ化されたドキュメンテーションを Red Hat Linux システムにインストールする。

  • CD-ROM から直接ドキュメントを参照する。詳細については、ドキュメンテーション CD-ROM に格納された README を参照してください。

カラー化された ls コマンド --

デフォルトで ls がカラー化されています。この機能を無効にするには、.bashrc ファイルにunalias ls コマンドを追加するか、または (システム全体についてカラーを無効化するために) /etc/profile.d/colorls.* ファイルを削除します。

重要ではなくなった機能とパッケージ --

以下の機能とパッケージは重要視されなくなったので、将来のリリースの Red Hat Linux ではサポートされなくなる、または組み込まれなくなる可能性があります。

  • AnotherLevel 環境

  • wmconfig ダイナミックウィンドウマネージャ設定ツール

  • svgalib グラフィックライブラリ

  • Red Hat Linux バージョン 5.2 互換開発環境

  • mars-nwe NetWare サーバエミュレータ

  • BSD lpr 印刷システム

  • libc5 互換ランタイムライブラリ

  • Qt ライブラリのバージョン 1.x

  • libjpeg6a Red Hat Linux 5.x 互換ライブラリ

  • iBCS プログラム互換技術