CD-ROM 経由でグラフィカルインタフェースを使用したインストールを行う場合は、先をお読みください。
注意: | |
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テキストモードでインストールを実行したい場合は、システムをリブートし、boot:プロンプトに対して、text と入力します。その他についての説明は、『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』を参照してください。 |
CD-ROM から Red Hat Linux をインストールするには、[CD-ROM] を選択してから [OK] を選択します。指示されたら Red Hat Linux CD を CD-ROM ドライブに挿入します (CD-ROM からブートしていない場合)。次に [OK] を選択し、Enter を押します。
そうすると、インストールプログラムはシステムを検査して CD-ROM ドライブを識別しようとします。まず IDE (ATAPI ともいわれます) CD-ROM ドライブの検索が行われます。見つかった場合は、インストールプロセスの次の段階に進みます ( 言語の選択 を参照してください)。
ドライブが検出されない場合は、使用する CD-ROM ドライブのタイプが尋ねられます。以下のタイプから選択してください。
CD-ROM が、サポートされる SCSI アダプタと接続している場合は、これを選択してください。そうするとインストールプログラムは SCSI ドライバを選択するように要求します。使用アダプタに最も近いドライバを選択してください。必要であれば、ドライバに関するオプションを指定することができます。ただし、ほとんどのドライバは SCSI アダプタを自動的に検出します。
CD-ROM ドライブが IDE でも SCSI でもなければ、「その他」になります。このタイプの CD-ROM の例としては、CD-ROM インタフェースをもったサウンドカードがあります。インストールプログラムは、サポートされる CD-ROM ドライブ用のドライバ一覧を表示します。ここでドライバを選択し、必要であればドライバオプションを指定します。
ヒント | |
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CD-ROM ドライブに関するオプションパラメータの部分的な一覧については、『Official Red Hat Linux リファレンスガイド』の付録「一般的なパラメータとモジュール」を参照してください。 |
インストールプログラムが IDE (ATAPI) CD-ROM の検出に失敗した (使用 CD-ROM ドライブのタイプが尋ねられます) 場合は、コンピュータをリスタートし、boot: プロンプトに対して、linux hdX=cdromと入力します。ユニットの接続先インタフェースの種類、およびマスタとスレーブのどちらとして設定されているのかにしたがって、X を以下のいずれかの文字と置き換えてください。
a - 第一 IDE コントローラの、マスタ
b - 第一 IDE コントローラの、スレーブ
c - 第二 IDE コントローラの、マスタ
d - 第二 IDE コントローラの、スレーブ
(第三、第四のコントローラがある場合は、単純にコントローラの順番にしたがい、マスタ、スレーブの順序で、アルファベット順に連続した文字を割り当ててください。
入力が済むと、Red Hat LinuxCD を CD-ROM ドライブに挿入するように指示されます。挿入したら [OK] を選択します。しばらくすると、次のダイアログボックスが表示されます。
ブートすると、まずインストールプログラムは言語選択画面を表示します。
注意: | |
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この段階でインストールプロセスを中止するには、単純にマシンをリブートして、ブートディスクまたは CD-ROM を取り出します。[インストールの準備ができました] 画面が表示されるまでは、いつでも安全にインストールを取り消すことができます。 インストールの準備ができました - Chapter 3 を参照してください。 |