/var/lib/rpm に含まれる RPM システム関連ファイルに加えて (RPM の詳細については Chapter 6 を参照)、Red Hat Linux の設定および操作のために予約されている特別な場所が、他に 2 つあります。
control-panel および関連ツールは、多数のスクリプト、ビットマップ、およびテキストファイルを /usr/lib/rhs の中に配置します。おそらく、ここには編集したくなるようなものはありません。
もう一つの場所である /etc/sysconfig には設定情報が格納されています。このディレクトリに含まれるファイルを主に利用するのは、ブート時に実行されるスクリプトです。これらを手動で編集することは可能ですが、適当な control-panel ツールを使用した方が良いでしょう。