スナップショットポリシーの選択
データの使用方法に基づいてスナップショットポリシーを設定し、親ボリュームのデータセットを優先するか、そのデータセットからとったスナップショットを優先するかを決定できます。
ボリュームのスナップショットポリシーを選択する手順は、以下のとおりです。
- 「Sun StorEdge 6920 Configuration Service」>「論理ストレージ」>「スナップショット」をクリックします。
- 「スナップショットの概要」ページが表示されます。
- スナップショットポリシーの選択対象とする親ボリュームを選択します。
- 「ボリュームの詳細」ページが表示されます。
- このページの「スナップショットリザーブ空間」セクションで、スナップショットポリシーを選択します。
- スナップショットより元のボリュームを優先 (デフォルト)
- データマイニングなどのアプリケーションでは、スナップショットリザーブ空間が元のデータセットでのビジネスオペレーションに干渉する問題を防ぐために、このポリシーを選択します。スナップショットリザーブ空間を使い切ると、データマイニングアプリケーションの速度は遅くなりますが、正常なオペレーションが継続されます。システムがスナップショットリザーブ空間を使い切った場合、親ボリュームへの書き込みコマンドは引き続き受け付けられますが、すべての既存のスナップショットが無効になり、これらのスナップショットイメージに関係するすべてのシステム活動が失敗します。
- 注 : このポリシーがロールバック操作に対して選択されていて、エラーが発生した場合、システムは、そのロールバック処理が完了するまでそのボリュームのデータを保存することを試みます。
- ボリュームよりスナップショットの妥当性を優先
- スナップショットデータの保護が不可欠な場合、このポリシーを選択すると、スナップショットの完全性が保護され、それがシステムで維持することが保証されます。スナップショットリザーブ空間の更新で問題が発生すると、この問題に対処するまで、親ボリュームで実行されるアクティビティ試行およびスナップショットが停止します。そのため、バックアップの完全性が保持されます。
- 注 : このポリシーがロールバック操作に対して選択されていて、エラーが発生した場合、ロールバック処理は妨げられます。
- 「保存」をクリックします。
関連項目