この文書では、Red Hat Software の開発したパッケージマネージメント ツール、Redhat Package Manager (RPM) を用いたバイナリ及びソース パッケージの作成方法を解説しています。
この文書では、RPM を用いた、バイナリパッケージのインストール
及び更新方法、情報の問い合わせ方法や検証方法は解説しておりません。
これらに関しては、
RPM-HOWTO,
RPM-Tips
及び rpm(8) の man page (または
それらの翻訳)を参照して下さい。
RPM-HOWTO は、山縣 敦 <ayamagat@phys.metro-u.ac.jp>
さんが日本語に翻訳して下さいました。
rpm(8) の man page は、第一筆者が翻訳し、随時 Linux-ML 等に
流しております。
なお、この文書では、パッケージマネージャを``RPM'' と
大文字で表記し、それを用いて作られるバイナリパッケージ
(*.rpm
)及びソースパッケージ(*.src.rpm
)
と区別しています。
この文書の著作権は古高和禎及び石岡尚にあるものとします。
また、この文書は、GPL に従って自由に配付・利用できるもの とします。
この文書は、筆者達が package-ML
における
RPM を使用したパッケージングの実験を通して得た
少ない経験及び知識をまとめたものです。
従って、筆者の誤解による誤った記述や欠落してしまっている情報が 数多くあるものと思われます。
誤りや追加すべき情報を発見なさった方は、 第一筆者 にお知らせ頂ければ、文書の更新時に訂正/追加を行なって参ります。