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3. インストール:

3.1 ラウンド 1:

対象とするマシンに全て接続したら、ZIPディスクを入れてブートディスクで ブートし、LILOのブートプロンプトでパラメータを指定します:

      mount root=/dev/sda4 ramdisk=0

画面に表示されることを注意深く読んで下さい。そしてrootでログインして、 ターゲットドライブのルート/スワップパーティションをfdiskします。もう一度 マシンをリブートして同じようにLILOプロンプトでパラメータを入力します。

もう一度画面に表示されることを注意深く読んで、rootでログインします。

4MBしかメモリがないマシンでもsetupプログラムでそうするまでスワップ パーティションを作る必要はありません。ZIPディスクですでにスワップを 走らせています。Slackware setupプログラムを実行します:

          setup
メニューが表示することを注意して読んで下さい。はじめにsetupは スワップパーティションをハードディスク上に作り、初期化します。 緊急のワーニング(dire warnings)にもかかわらずこれはOKです。ZIPドライブ 上のスワップファイルに影響しません。

/dev/sda4を自動的にマウントしないようにします。 メニューに質問が現れますが、このZIPドライブがターゲットマシンに 常時つなげられていないなら追加しないで下さい。

インストールするソース媒体はどこにあるかとメニューが聞いてきたら 番号4の"Install from a premounted directory"を 選択します。次の画面でディレクトリ名が/slakwareであるか聞いて きます。

ここでは"a"ディスクセットだけをインストールすることを お奨めします。あまり欲張り過ぎてカーネルまでインストールして、LILOを 書き込む前にディスクが満杯になり、インストールがクラッシュしてしまう かもしれないからです(今回は「120MBのハードディスク」というマシンへの インストールを扱っています)。今回basicインストール中、カーネルをブート ディスクからのみインストールしました。

ここではあまり選択の余地はありません。CDROMやftpサイトのSlackwareドキュメント には、私がここでやっていることよりもずっと優れた方法が紹介されているかも しれません。

初期インストールが終ったらZIPドライブとディスクを外します。 再起動するよう表示されたらフロッピーを抜き取りリブートします。 全てがうまくいったら、ビル、いえ..あなたの友達/お客様もLinuxを使えるように なるでしょう..。

3.2 ラウンド 2:

システムをリブートして、rootでログインしZIPディスクをもう一度マウントします:

          mount /dev/sda4 /mnt
 

使えるディスクスペースがどのくらい残っているかチェックします:

          df
 

まだ入るようだったら、新しいシステムからsetupプログラムを実行します:

          setup
 

メニューから"s"ソースを選択しリターンキーを押します。 そして番号4の"Install from a premounted directory" を選択します。

          /mnt/slakware
 

必要に応じてパッケージを選択して下さい。xパッケージ以外はどれでも選択 できます。パッケージインストールが終ったらsetupを終了して

          umount /dev/sda4

と実行します。 ディスクを抜き取り、もしXをインストールするなら2枚目のZIPディスクを 挿入してsetupを再び起動します。この場合は"X"で始まるパッケージ がインストールできます。前もって構築されたカーネルをインストールする時も この2枚目のZIPディスクを使います。

このmini-HOWTOはG. N.とU.そしてLDP(Linux documentation project)が お送りしています。

Linuxを熱狂的に支持しているDr. Randolphによって、本物のオペレーティング システムを与えてくれた人々に何かお返しをする気持になりました。感謝いたし ます。

Sincerely

    Kevin Snively
    P.O. Box 1013
    Everett Wa. 98206-1013
    USA

k.snively@seaslug.org

    root@aldrovanda

[日本語訳:伊佐冶 哲, isaji@mxu.meshnet.or.jp

校正 :中野 まさよしさん, sx3m-nkn@asahi-net.or.jp

またJFの方々にもお世話になりました。ここに感謝いたします。]


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