パッケージ表示

左のツリービューにあるフォルダアイコンは、それぞれパッケージのグループを表します。それぞれのグループにはサブグループが含まれる場合があります。グループは、同様な機能を実行するパッケージを同様な場所に置くために使用されます。たとえば、フォルダ Editors には、 Emacsvim、および GXedit などのテキストエディタが含まれます。 左のツリービューからは、 Editors の下に Emacs という別のフォルダが見え、そのなかには emacs および emacs-X11 の両方が含まれます。

また、ツリービューは表示、非表示ができるように配置されているので、パッケージを簡単にナビゲートすることができます。横に + が表示されているフォルダは、そのカテゴリのなかにサブフォルダがあることを表します。

グループのなかにあるパッケージとサブグループを照会する場合は、フォルダを 1 回クリックするか、左マウスボタンで + をクリックします。これにより、表示ウィンドウにそのフォルダの内容が表示されます。デフォルトでは、パッケージを表すアイコンが表示されます。[Operations] => [Preferences] にある [Interface] タブから [View as list] を選択することにより、そのビューをリストビューに変更することができます。設定のカスタマイズについては、「 設定 」を参照してください。

このように、ツリービューを操作して、アプリケーション、ゲーム、ツールなどを含むフォルダを開いて、展開することができます。それぞれのフォルダの内容は右側に表示されます。

パッケージの選択

パッケージを 1 つ選択する場合は、そのパッケージを左マウスボタンでクリックします。パッケージのタイトルの周囲が強調され (「図 7-2」で示すとおり)、選択されていることがわかります。選択を解除するには、表示パネルの空白スペースを左マウスボタンでクリックするか、ツールバーで [Unselect] ボタンをクリックします。パッケージを選択解除すると、強調表示が消えます。

図 7-2. Gnome-RPM でのパッケージの選択

ツリーパネルの複数のフォルダで複数のパッケージの選択と選択解除を行うことができます。複数のパッケージを 1 つずつ加えながら選択する場合は、 Ctrl キーを押しながら左マウスボタンをクリックします。新しい選択を加えるごとにそれが強調表示されます。

複数のパッケージを一括で選択する場合、すなわち、フォルダのなかでひとまとめに選択する場合は、1 つのパッケージをクリックし、そのあと Shift キーを押しながら、選択する最後のパッケージを左クリックします。こうすると、最初に選択したパッケージから最後に選択したパッケージまでの個別パッケージも選択されて強調表示されます。このオプションを使用すれば、個々のパッケージを別々に選択するよりも速くパッケージのグループを選択することができます。

Gnome-RPM の一番下にあるステータスバーは、選択されたパッケージの合計数を表示します。