Red Hat Linux 6.2J: Official Red Hat Linuxリファレンスガイド | ||
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前のページ | Chapter 8. ライトウェイトディレクトリアクセスプロトコル (LDAP) | 次のページ |
Netscape Roaming Access を含むいくつかの Netscape アプリケーションが LDAP に対応しています。Sendmail 8.[89].x は LDAP によりアドレスを検索することができます。ユーザの組織は LDAP を組織全体のディレクトリとして、(NIS またはフラットファイルの代わりの) ネームサービスとして使用することができます。パーソナル LDAP サーバにより、ユーザ自身の電子メールアドレスブックを管理することまで可能です (「 Web 上にある LDAP のリソース 」 を参照してください)。
LDAP は pam_ldap モジュール経由の認証サービスとして使用できます。LDAP は一般的に中央認証サーバとして使用されるため、ユーザはコンソールログイン、POP サーバ、IMAP サーバ、Samba を使用するネットワークに接続されたマシン、さらには Windows NT マシンをもカバーする統一されたログインを利用することができます。これらのログイン環境すべてが、LDAP を使用することでユーザ ID とパスワードの同一の組み合わせに依存することができます。